京都社会文化センター活動史(1999年~2023年)―その思想と論理―
京都社会文化センターはドイツの“社会文化(Soziokultur)” の趣旨と運動をふまえた取り組みです。23 年10 ヶ月におよぶ京都での社会文化活動を概観し、その思想と論理から日本での市民活動・地域活動の困難性と可能性を捉えます。
『京都社会文化センター活動史』刊行委員会(編集)
発行:汎工房
ISBN 978-4-909821-19-5 Cコード C0036
A5判 124ページ 並製
価格 1,000円+税
書店発売日 2024年1月20日
目次
はじめに 重本直利
第Ⅰ部 京都社会文化センター活動史
・第1章 活動前史:1993年4月―1999年6月 重本直利
・第2章 前期活動史:1999年7月―2009年2月 重本直利
・第3章 後期活動史:2009年3月―2023年5月 重本直利
第Ⅱ部 京都社会文化センターの諸活動
・第4章 若者の「学びと実践の場」としての京都社会文化センター―京都経済短期大学・藤原ゼミ「町家カフェ」の実践― 藤原隆信
・第5章 「ともいき塾」奮戦記 三宅正伸
・第6章 京都自由大学の実験 竹内真澄
・第7章 貧しさから豊かさへ―社会文化活動の射程― 山西万三
第Ⅲ部 社会文化活動の思想と論理
・第8章 社会文化とは何か 中村共一
・第9章 原子力時代のアソシエーションと社会文化 馬頭忠治
・第10章 市民社会形成と市民経営体―「補完」かオルターナティブか― 重本直利
おわりに 重本直利
付録 京都社会文化センター活動史関連データ・資料等 重本直利